<8020運動>をご存知ですか?
8020運動とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動で、厚生労働省や日本の歯科医師会により推進されています。
残存歯数が20本以上あれば、ほとんどの食品の咀嚼が容易であるといわれていて、食生活においてほぼ満足することができると言われています。
そのため「生涯自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」と願いを込めてこの運動が始まりました。
40歳以降に歯を抜く原因
日本では、40〜50歳代以降から、急激に残存歯数が減少していて、40歳以降に歯を抜く原因のほとんどが、歯周病によるものであることが分かっています。
成人の歯周病の大半は、30歳くらいから自覚症状もなく発症し、虫歯のような明確な症状が現れにくく、年齢とともにゆっくり進行していきます。
8020運動を達成するためには、むし歯や歯周病を予防していくことがとても大切です。
歯磨きなど毎日のお手入れと合わせて、定期的に歯科医院でのメンテナスを受けて予防することをお勧めします